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2010年8月31日 (火)

ビューエル XB9SX 2010年型のECMを見る。 その1

私のXB9SXもさすがに最近のバイクでして燃料系統はキャブレータではなく、インジェクションになっています。
有 る意味キャブレターは非常に優れた燃料供給装置で今でも燃料の細粒化の度合いにおいてはインジェクションはキャブに勝てないという話があります。キャブがあったからこそ、ガソリンエンジンが進化したといってもいいでしょう。 でもクルマにおいては1970年代からバイクにおいても1990年代からキャブに変わる燃料供給装置として電子制御式燃料噴射装置(以下 インジェクション)が使われるようになりました。 もっとも初期のインジェクションの制御はキャブをただ置き換えただけで余り難しい制御をしていなかったようです。
でビューエルちゃんですが、ビューエルもECM(EngineControlModule)と言われるコンピューターにより、インジェクションや点火時期その他のコントロールが行われています。

普通このECMの中身を見るにはメーカーから提供された専用機器や専用ソフトを使うしかないのですが、我らがビューエルは、先人の方々の努力によりインターネットでダウンロード出来るフリーなソフトでこのECMの中を見るばかりでなく書き換えも可能なのです。

ビューエルの燃料装置系には種類が3つあります。
DDFI-1 これはXB以前のビューエルに使われていたバージョンです。
DDFI-2 XBから採用されたバージョンであり、2008年の前期ごろまではこのDDFI-2が使用されておりECMのプログラム変更するテクニックも豊富に公開されております。
DDFI-3 XBの2008年後半モデルから(公式発表は2009年モデルから)採用されているもので、DDFI-2と比べるとさらに精密なコントロールができるようになっているのだそうです。
(DDFI・・・・Dynamic Digital Fuel Injectionだそうです。)

ちなみに
私のXB9SXは永遠の最新型(笑)の2010年式ですので、DDFI-3になっております。
DDFI- 3で尚かつ2010年型なのでO2センサーが前後バンクの2個付きであり、インターネット上でもセッティングのノウハウが未だあんまり蓄積されていませんが、でも2010年型の Engineはどう見ても本来の本来のパワーが発揮されていないように感じますので、とりあえずECMを見てみて、あわよくば書き換えを行おうかと思った訳 です。
 私も一応、難しいと言われているCRキャブのセッティングを自己流で出したことがあるので有る程度はいじれるかなあ・・・なんて思ってるのですがメーカーの作ったセッティングというのは有る意味良くできてますからね・・・いじらないほうが良いかもしれません。

どちらにしろ、中身を見るぐらいなら別になんの問題もないので、とりあえず中身を見ることを目標に進めます。

まずはケーブルの用意が必要です。 最近はヤフオクでも出品されてますし、自作も可能です。
自作の方はビューエル乗りの間では有名な戦闘日誌を調べれば出てますし、ヤフオクで探しても出てきます。
でもケーブルをつないだだけでは中を見ることはできません。 ここで先人達が開発したソフトが必要になってきます。
DDFI-2ならECMSPYというソフトで覗けるのですが、最近はダウンロード出来ないみたいです。 肝心のDDFI-3の場合、 ECMSPYで見ることは可能なのですが、肝心の燃料マップが訳がわからないマップになってしまいます。 よって最新型XBのECMの内容を知るには下記 の二つのソフトが必要です。
ECMRead for mono
TunerPro
両方ともECMSPYのホームページにありますのでダウンロードすればOKですが、monoというソフトをインストールする必要があります。 (monoについての説明   ←私にはいまいち意味不明)

 そんなこんなで
1.ケーブルを認識させて(ドライバソフトが必要 FTDI社ダウンロードページ
2.COM ポートの割付をCOM4以下の若い番号にして(若い番号が必要かどうかは不明ですが、昔PC使いのクセです。)
3.ケーブルをビューエルにつないで、
4.メインキーをONにして(キルスイッチも RUNにするのを忘れずに)
5.ECMRead for monoを立ち上げて先ほど指定したCOMポートを指定してFetch(取り込み)のボタンを押せば、
Photo
とECMの中身を読み出します。 ちなみにXB9SXの2010年モデルのEPROMバージョンはBUE1Dでした。 最新ではないのね・・・・
 (ツールバーが(応答なし)になってるけど気にしないでください (笑)ちゃんと動いてましよ)
読み出したファイルは丁寧にPCに保存して、それをECMに書き込みが出来るかどうかテストしてみます。 先ほど、パソコンに保管したファイルをそのまま書き込み(Burn)してテストです。

Burn

↑書き込み途中です。
そして 書き込みが終わりました。
Burnsuccess
SUCCESSであります。 書き込みに成功しました。
ということは私のXB9SX 2010年型日本仕様のECMのバージョン BUE1Dは中身を取り出すことも可能だし、書き込みも可能だということです。
ふふふ これでかなりのことができるぞ!!
次回は先ほど、読み込んだECMのデータを人間が解読できる形にしてくれるソフトTunerPROを使ってのECM中身見学の巻・・・の予定

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01 バイク XB9SX Buell ビューエル」カテゴリの記事

コメント

いよいよですね~
楽しみにしてます。
ところで、私のケーブルは、COM5で使っているのですが、なにか問題あるんですかね・・・?

投稿: ビューエル始めました。 | 2010年8月31日 (火) 21:37

ビューエル始めました。さん
こんばんは
私の場合はEPROM触るのも家内制手工業なんで、ぼちぼち進めていきます。
comポートは、問題無く動いていれば関係ないと思います。OSがDOSの頃は色々あったんで私が気にしてるだけです。

投稿: yamaton | 2010年8月31日 (火) 21:53

おぉぉ、新しいソフトだとアッサリ読み書きできちゃうんですね♪ ワタクシの2006年式は中途半端で、ECMSPYだと変更部分のみ書き込みは出来るんですが、全部書き込みは出来ません。ECMREADも試してみたですが、こちらは書き込みすらできないという状態でした。案外、DDFI3のほうが便利かも!?

投稿: ジョン吉 | 2010年8月31日 (火) 23:30

ジョン吉さん
でも、ECMReadで毎回丸ごと書き換えるのも一抹の不安があるんですよね…

投稿: yamaton | 2010年9月 1日 (水) 07:07

なるほど。そういうことでしたか~
ところで、私も?ECMを繰り返し書き換えることに不安を感じるのですが、実際のところはどうなんでしょうか?
書き換えをやりすぎて駄目になってしまうとかあったら怖いですよね・・・。

投稿: ビューエル始めました。 | 2010年9月 1日 (水) 18:18

yamatonさんが完璧にマスターしたら、私のXBはCOM8で見て欲しいなあ。

投稿: iyamateyo | 2010年9月 1日 (水) 21:19

ビューエル始めました。さん
今度、社内のそっち方面に詳しい人に聞いてみますね。

iyamateyoさん
なぜCOM8? 謎
それ程、一気にプロジェクトは進まないだろうと思います。

投稿: yamaton | 2010年9月 2日 (木) 19:32

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